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日     時:1997年6月28日(土)

会 場 場 所:熊本リハビリテーション病院正面玄関

主  催  者:熊本リハビリテーション病院

参加スタッフ:小官山、水野、ボランティア1名

参 加 人 数:約25名

内容・所 感:
入院している方が雑誌に「JOY−VAN」が掲載されているのを見たことがきっかけでキャラバンの依頼を受けた。ゆっくりした時間がとれず2時間ほどの慌ただしい訪問となったが、車椅子の方をはじめとする約25名の方々に「JOY−VAN」を紹介。やはり雨が降つていたので玄関先の車寄せの屋根を利用して入院中の方が濡れないように注意。肝心の雑誌を見た方が体調を崩してベットから出られなかったのは残念だが、点滴をしたまま見に来られる方がいるなど、当事者からの期待の大きさに改めて身が引き締まった。

 

日     時:1997年6月30日(月)

会 場 場 所:福岡県飯塚市 総合せき損センター駐車場

主  催   者:総合せき損センター 医用工学研究室松尾氏

参加スタッフ:前田、小宮山、水野、ボランティア1名

参 加 人 数:約120名

内 容・所 感:
台風一過猛暑の中、センター内の屋根付きの駐車場で「JOY−VAN」を公開。「総合せき損センター」なので脊髄損傷者、頸髄損傷者に専門家を含めた方々が参加。写真やビデオに収める人が非常に多く見受けられた。特に頸髄損傷の高位の人は思い入れが強く、その場で「欲しい、欲しい」と連呼する人もいた。また、センターを出られて現在自宅で生活中の山口県から足を運んでいただいた方はホームページに「JOY−VAN」を載せるなど、その後に渡って様々な方に支援していただいた。

 

日     時:1997年7月6日(日)

会 場 場 所:千葉県飯岡町 飯岡町保健福祉センター

主  催  者:飯岡町、飯岡町健康づくり推進委員会、飯岡町社会福祉協議会

参加スタッフ:前田、小宮山、水野

参 加 人 数:約100名

内 容・所 感:
いわゆる地方自治体主催の「福祉まつり」である。体育館でのプログラムの中に障害者フォーラム「JOY−VANで何が変わるか」を入れていただいたが、聴衆の方々に大きな反応はなかった。察するところ飯岡町では家族を含め近隣のサポートが充実していて障害者が1人で外出する必要性がない社会環境であり、また1人で外出して行ける目的地もないようだ。障害者が1人で外出することを前提に公共交通機関の充実を求めているような都会の構図がそのまま当てはまらない地方がまだまだ日本には数多くあることを教えられた。

 

 

 

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